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当社がシンガポールでビジネスを展開する3つの理由

なぜシンガポールでビジネスを展開されているのですか?

という質問をよく受けます。税金が安いからですか?と聞かれることも多いです。
確かに法人税、個人所得税は日本に比べると安くなるケースが多いですが、その反面、雇用する場合の人件費やオフィス代、各専門家にかかる報酬は高い傾向にあります。また個人でも家賃や生活費、子供の教育コストなどは日本と比べ物にならないくらい高いため、支払う税金の額によってはデメリットになることもあります。

それよりもシンガポールで事業を展開するには以下のような背景をベースにした考えを持っています。

・東南アジア諸国連合(ASEAN)の総人口は近く7億人を超え益々の経済成長が見込まれている
・2020年代は中国がアメリカのGDPを抜き世界1位になると予想されている
・2030年代にはインドが総人口で中国を抜き、GDPでも中国を抜くと予想されている
・2040年代にはナイジェリアの人口がアメリカを抜き世界第3位となり、アフリカ諸国が著しい経済発展を成し遂げ始めていると予想されている

このようなトレンドの中、東南アジア諸国、中国、インド、そしてアフリカとどうビジネスを速やかに構築していくかが重要になると考えています。

この点においてシンガポールは国民の75%が中華系、約10%がインド系と言われており、地理的のみならず文化や政治的にも中国やインドとビジネスをしやすい環境にあります。
当然アフリカを目指すにも日本よりもシンガポールからの方が近い距離にありますし、東南アジアの中心に位置するため他のASEAN諸国との連携も強く、各国の情報や人脈に速やかにアクセスすることができます。
ITエンジニアを中心とした人材不足が今後益々加速する日本で事業を展開する日系企業にとって、速やかに必要なスキルを有するパートナーと協業を進められることが最も重要な経営課題の1つになるでしょう。そういった企業が目指す目標に向かって伴走をすることを事業とする当社は、シンガポールを拠点として活動をするのがベストだと考えています。これが1つ目の理由です。

また、

・以前は東京にアジアのヘッドクォーターを構えていた欧米やオセアニア諸国の企業の多くがシンガポールにその役割を移してきていること
・過去に10年連続ビジネス環境ランキング1位を獲得し現在も常にトップ争いを続けているシンガポールには多くのスタートアップが集まってきていること

こういった状況もシンガポールでのビジネスチャンスを数多く創出してくれることにつながり、この地で事業を展開しようと考えた2つ目の理由になっています。

3つ目の理由は事業展開のスピードです。
人口が少ないシンガポールは日本と違って組織に多くの階層がありません。そのため決裁者同士で速やかに会話を行い、そこで決めたことは即実行する、そういったスピード感で物事が進んでいます。当然止める決断も早いですが、世界がものすごい速度で動いている現在はこういったテンポで事業を進めていけること自体が優位性になると感じています。

以上3つが当社がシンガポールでビジネスを展開する主な理由になりますが、他にもまだ細かい理由はあったりしますのでご興味ある方がいらっしゃいましたらぜひお問い合わせください。

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